【無料で簡単にVtuber】 アバター作成ガイド4選~Zoomやオンライン会議での活用法紹介~

2024.09.19

こんにちは、CLINKS(クリンクス)株式会社 広報部のぴちももです。

コロナ禍を経て、オンライン会議やイベントが日常生活の一部となった現在、オフラインイベントも徐々に増えてきていますが、オンラインは一つの選択肢として日常化しています。

しかし、オンラインが日常化している今でも「顔出しは少し抵抗あるな・・・」と思うことはありませんか?かと、言って声だけというのも・・・そんな時にアバターです。

① 簡単に高性能なアバターを作成「Animaze by FaceRig」

基本的に無料で手軽に自分をアバター化でき、トラッキング精度の高さと表情豊かなアニメーションが特徴的です。

公式ページ
https://store.steampowered.com/app/1364390/Animaze_by_FaceRig/?l=japanese

「Animaze by FaceRig」でアバターを設定してみよう!

※ここでは簡単にアバターになる方法のみ掲載しています
※より設定の詳細については各公式ページをご確認ください
※「Animaze by FaceRig」は基本無料ですが、内部課金のアバターや機能があります

・Windows 10 (Windows10以外のOSでは使用不可)
・必要メモリ 1 GB RAM
・WEBカメラ(内蔵されている場合は、内蔵カメラでOK)

①Steamから「Animaze by FaceRig」をインストールする

公式ページ
https://store.steampowered.com/app/1364390/Animaze_by_FaceRig/?l=japanese

②インストールが完了したアプリを起動させて完了!

基本的に無料で遊べますが、課金を行うと2Dキャラクターを選択することもできます。
また、自分自身のオリジナルキャラクターのモデルがある場合は、データの読み込みも可能です。

■「Animaze by FaceRig」をGoogle Meetで使用する方法

①「Animaze by FaceRig」の「バーチャルカメラを有効にする」ボタンをクリック

②Google Meetの「設定」からカメラを「Animaze Virtual Camera」に変更

■「Animaze by FaceRig」をZoomで使用する方法

①Zoomのカメラ選択で「Animaze Virtual Camera」に変更

② 無料で本格的なVtuber体験「VTube Studio」

Windows PCやMacのWEBカメラで直接使用することができます。
配信などで見かけるVtuberでも使用している方が多く、人気の高いアプリです。

公式ページ
https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/?l=japanese

「VTube Studio」でアバターを設定してみよう!

※ここでは簡単にアバターになる方法のみ掲載しています
※より設定の詳細については各公式ページをご確認ください

・Windows 7~Windows 10まで対応
・必要メモリ 4 GB RAM~ 6 GB RAM
・WEBカメラ(内蔵されている場合は、内蔵カメラでOK)
※「Vtube Studio」は、スマホ(iOS、Android)をWEBカメラ代わりにすることが可能ですが、今回の紹介では割愛します

①Steamで「Vtube Studio」をインストール

公式ページ
https://store.steampowered.com/app/1325860/VTube_Studio/?l=japanese

②インストール完了したアプリを起動し、アバターを選択

起動した時に画面に表示されたメニューから一番上にある人型のアイコンをクリック。
画面にメニューが表示されていない場合は、画面をダブルクリックすれば表示されます。
既存のモデル以外に、自分自身のオリジナルキャラクターのモデルがある場合は、データの読み込みも可能です。

③カメラを選択し、WEBカメラでトラッキング設定を行う

メニューの上から4番目にある歯車アイコンをクリックし、左上のカメラアイコンをクリック。

【設定手順】
①「カメラを選択する」を選択(ボタンを選択できない場合は「カメラ OFF」を選択)
②使用するWEBカメラの名称を選択
③「1280 x 720」を選択
④「30」を選択
⑤「MJPEG」を選択

④「カメラ ON」を選択し、キャリブレーションを設定して完了!

笑顔のままカリブレーションを行うと笑顔が表情の基準となり、正確にトラッキングできないので、無表情のままカメラを見ましょう!正確に表情を読み取れるようになれば設定完了です!

■「Animaze by FaceRig」をGoogle Meetで使用する方法

①Google Meetの「設定」を選択し、「動画」のカメラを「Vtube Studio Cam」に変更し、完了!

■「Animaze by FaceRig」をZoomで使用する方法

①Zoomのカメラ選択で、「Vtube Studio」に変更し、完了!

③ ブラウザでアバター化「Kalidoface 3D」

公式ページ
https://3d.kalidoface.com

「Kalidoface 3D」でアバターを設定してみよう!

※ここでは簡単にアバターになる方法のみ掲載しています
※より設定の詳細については各公式ページをご確認ください

・Windows、Mac、スマホ両方対応可能
・WEBカメラ(内蔵されている場合は、内蔵カメラでOK)

①ブラウザで「Kalidoface 3D」を開く

公式ページ
https://3d.kalidoface.com

②右下のビデオアイコンを選択し、完了!

ビデオアイコンを選択するとトラッキング画面が表示されます。
トラッキング画面で表情や動きを読み込めているか確認できたら、トラッキング画面は削除しても大丈夫です。 ビデオアイコンの周辺にある人型のアイコンを選択するとキャラクターや背景の変更のほか、2Dよ3Dのモデル変更も可能なので自分自身の好きなアバターを選択しましょう。

■「Kalidoface 3D」をGoogle Meetで使用する方法

①chromeに拡張機能の「Screen Capture Virtual Camera 」をダウンロードする

Screen Capture Virtual Cameraダウンロードページ
https://chromewebstore.google.com/detail/screen-capture-virtual-ca/jcnomcmilppjoogdhhnadpcabpdlikmc

②「Kalidoface 3D」でトラッキングさせたまま、Google Meetの設定でカメラを「Screen Capture Virtual Camera 」に変更

③「共有する内容を選択する」で「Kalidoface 3D」でのウィンドウタブを選択し、完了!

■「Kalidoface 3D」をZoomで使用する方法

①「OBS」をダウンロードする

OBS(無料のストリーミング配信・録画が可能なソフトウェア)ダウンロードページ
https://obsproject.com/ja/download

②OBSを起動し、「Sources」内左下の+ボタンを選択し、「WindowCaptur」を選択

③OBS内のウィンドウサイズが大きくなっているので、ちょうどいい大きさに調節

④OBS内の「仮想カメラを開始」を選択

⑤Zoomのビデオ設定を「OBS Virtual Camera」に変えて、完了!

④ 特別なデバイスなしでアバターになれる「VMagicMirror」

手軽に3Dモデルを楽しむことができるため、多くのVtuberやアーティストに支持されています。

公式ページ
https://malaybaku.github.io/VMagicMirror/en/index

「VMagicMirror」でアバターを設定してみよう!

※ここでは簡単にアバターになる方法のみ掲載しています
※より設定の詳細については各公式ページをご確認ください

・Windows 10 、Mac OS 10.14以上
・CPU Intel Core i5以上
・RAM 8GB以上
・WEBカメラ(内蔵されている場合は、内蔵カメラでOK)

①VMagicMirrorをダウンロード

ダウンロードの際はpixivのアカウントが必要になります。
今回は、無償版をダウンロードして使用しましたが、無償版でも問題もなくアバター設定可能です。

公式ページ
https://malaybaku.github.io/VMagicMirror/en/index

②なりたいキャラクターのVRMモデルデータのダウンロード

さまざまなモデルデータのサイトがありますが、今回は「ニコニコ立体」と「VRoid Hub」で、自分のなりたいキャラクターを探しました。

様々な個性あふれるキャラクターが無料でダウンロード可能なので、利用条件をしっかり確認して自分のアバターを選びましょう。

VRoid Hub
https://richlink.blogsys.jp/embed/bab1a1d2-14f6-3afa-87ec-c05b60c81063

ニコニコ立体
https://richlink.blogsys.jp/embed/9e33ed4a-f541-35b7-b42d-8ef8d2903e3c

③VMagicMirrorを起動してモデルデータ読み込み、設定を行って完了!

あとは詳細設定内で自分の好みに合わせて微調整しましょう。
口はリップシンクでマイクを設定し、音を拾わせて動作を加えましょう。
顔はPCのWEBカメラを使えば動きだけトラッキングできます。

■「VMagicMirror」をGoogle Meetで使用する方法

①仮想カメラをPC上に作る

②Google Meetの設定で仮想カメラ(Unity Video Capture)を選択

※ただし、ホスト側で参加者の解像度を制御している場合、この限りではありません

■「VMagicMirror」をZoomで使用する方法

①仮想カメラをPC上に作る(Google Meet同様のため説明割愛)

②Zoomの設定で仮想カメラ(Unity Video Capture)を選択

映像出力サイズが合っていない場合は、Zoomの「ビデオ設定」から「HDを有効にする」を選択してください。注意事項などは、Google Meetでの使用方法で説明している内容と同じになります。

実際にアバターをオンライン会議で使ってみた

さて、ここまで簡単にアバターになれる方法をご紹介しましたが、 実際に記事で紹介した方法でアバターを使用してオンライン会議に参加してみました。

今回、試したのは記事で紹介した「Kalidoface 3D」。
ブラウザを開いてビデオアイコンを選択するだけでトラッキング可能なので、セッティングまで1分ほどで完了し、すぐにオンライン会議に参加することができました!

気軽にセッティングできて新たな自分として会議に参加できるので、オンライン会議に顔出ししたくない…かと言って声だけ参加するのも物足りないと感じている方にとてもおすすめです。
アバターを使用することで、オンライン会議の雰囲気も一新され、楽しい体験ができます。

普段と違う会議やイベントを行いたいと考えている方は、ぜひお試しください!

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