【社内表彰】研修正賞|研修内容には起承転結をつけることを意識しています

2024.10.15

こんにちは、広報部のぴちももです。

年に一度、最も活躍した社員を表彰する社内表彰「MVP」。
今回は、社内で実施している研修やメンバーの育成において活躍した社員に贈られる「研修賞 正賞」を受賞したY.Yさんにお話を伺いました。

事業部内や常駐先でリーダーを務めるY.Yさん。
日頃の業務や社内研修の際に意識していることは、どちらも共通して「伝え方」であると語ります。
その回答の背景には、どのような想いがあるのでしょうか?

普段意識していることや受賞時の感想、研修時に工夫していること、今後挑戦したい仕事についてなど、たくさんお話を伺いましたので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!

2020年度研修賞 正賞 受賞者紹介・受賞理由

【受賞理由】
2020年度に自主的に開催した研修は4回で、その中でもAWS研修には54名と多くの方が参加しました。
研修中に動画を使用した説明を行う独自の工夫が好評を博し、回数だけでなく研修の質の向上にも大きく貢献しました。

研修賞 正賞 受賞者インタビュー

――――はじめに簡単な自己紹介をお願いします。お名前、所属、趣味や好きなことなど教えてください。

2019年5月に入社しました、Y.Yです。
趣味はゲームや雑談の配信を行うことで、最近ではゲーム実況をすることが多いです。

業務内容についてですが、常駐先での主な業務はサーバーの構築や保守です。
私はプロジェクトリーダー(PL)として、チームメンバーのタスク管理や割り振りなども行っています。

また、CLINKSでの本社業務としては、所属しているテクニカルソリューション事業部内に技術プロジェクトと研修プロジェクトがあり、どちらのプロジェクトにも参加しています。
具体的には、技術の使い方を動画で実際に操作しながら紹介し、部内で共有したり、毎月開催する社内研修を企画したりしています。
さらに、事業部内のチームでもチームリーダーを担当しているため、チームメンバーの管理も私の主な業務となっています。

――――『研修賞 正賞』に選ばれた時に感じたことや、素直な感想を教えてください。

受賞時には、自分が賞に選ばれた実感が湧きませんでした。
年4回社内研修を開催し、参加人数が多かったことで研修賞に選んでいただいたのですが、正直なところ、研修賞を取りたいと思って多くの研修を開催していたわけではありません。
実際には、上司から「僕の持てる技術を活かした研修をしてみてはどうか」とアドバイスをいただいたのがきっかけでした。
受賞は、上司の支えがあってこそだと思っています。

――――普段どんなことを意識して業務を行っていますか?エピソードと合わせて教えてください。

認識に齟齬がないように具体的に相手に伝えることと、指示の出し方を工夫することを意識しています。
私のチームには新卒入社のメンバーが5人いるのですが、ITの知識や社会人経験のない人に業界用語やビジネス用語を使って説明しても、難しい単語がノイズになり、理解に繋がらない可能性があります。
そのため、対応して欲しい内容や説明を噛み砕いて具体的に伝えるよう心がけています。

伝え方についても、部下の成長に繋がるよう、こちらが求める対応をすべて細かく伝えるのではなく、最終的なゴールイメージや完成形を伝え、あとはゴールまでのヒントを共有して自分で考えながら作業できるように指示しています。

――――業務ではなく「研修」を主催する上では、どんなことを意識していますか?

研修内容には起承転結をつけることを意識しています。
特に「起」をきちんとすることと、「結」となる部分をしっかり決めることが重要です。
起承転結がなければ、参加者に何を伝えたかったのか、結論は何なのかが曖昧になり、せっかく参加しても無駄な研修になってしまいます。
したがって、研修開催前には必ず全体の流れを紙に書き出し、参加者に何を見せたいのか、どのようにまとめるのかを考え、ストーリー立てして進行を設計しています。

――――Y.Yさんの受賞理由に「研修の質向上に貢献した」とありますが、研修の質を向上させるためにどのような工夫を行いましたか?

私は研修開催前に、研修内容をすべて動画にしています。
社内研修を主催することに対してハードルを感じる人が多く、「大勢の前で話すのが苦手」や「恥ずかしくて話せない」という意見も事業部内であったため、「それなら動画にしてしまえばいいのでは」と考えたのがきっかけです。

動画を利用することで、タイムスケジュールがずれることもなく、人前で話すのが苦手な方でも気軽に研修を開催できるようになります。
また、伝えたいことがたくさんあって動画に収まらない場合でも、動画を全て流し終えた後に質問タイムを設けることで、参加者とのコミュニケーションが取れ、より多くの情報を伝えることができます。
こうした工夫を部内で提案した結果が、研修の質向上として評価されたのではないかと思います。

――――最後に、今後、挑戦したい仕事やポジションなどがあれば、その理由も合わせて教えてください。

本社の業務に関しては、現在2つのプロジェクトを掛け持ちしているため、今の状態を維持したいと考えています。
常駐先の業務については、自分が知らない業務をポジションに関係なく身に付けたいです。
今は管理の立場にいるため、プレイヤーとしてのポジションに戻るのは難しいとは思いますが、自分の中でデータベースやネットワークの知識や技術が足りていないと感じているので、現場に入って知識と技術を身に付け、自分自身の成長に繋げていきたいです。

――――本日は、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

上司からのコメント

【テクニカルソリューション事業部 部長 R.Tさんより】
Y.Yさんは、上下を問わず広くコミュニケーションを取る姿勢が素晴らしいです。
常駐先では8名体制のCLINKSチームをまとめるリーダーとして、通常業務に加えてメンバーの業務状況把握やお客様との調整を日常的に行っていますが、その働きぶりはお客様からの信頼を得ており、会社間の関係を強固にすることにもつながっています。
いつも助かっています。

また、教育にも熱心で、有志による社内研修活動では周囲を牽引する存在です。
メンバーを想い、情熱的に業務に取り組む姿勢は、影響を与えることでしょう。
これからも多くの人にとって刺激的な存在でいてほしいと思っています。

インタビューを終えて

今回、研修賞 正賞を受賞したY.Yさんの【仕事ができるヒミツ】に迫り、たくさんのお話を伺いましたが、いかがでしたか?

プロジェクトを掛け持ちし、常駐先と本社で異なる業務に対応しながらも、さまざまな工夫を凝らして研修を開催し、社員の知識とスキル向上に貢献するY.Yさんの視野の広さや発想力には深く感銘を受けました。

また、Y.Yさんの部下への接し方においても、ただ正解を教えるのではなく、正解までの道を導く高いサポート力には私も見習いたいと感じました。

MVP受賞者インタビューは、今後もさまざまな賞を受賞した社員にスポットライトを当ててインタビューを行っていきます。
採用サイトにも表彰制度の詳細を記載しておりますので、ぜひページ下部のリンクをご覧ください。

それでは、次回またお会いしましょう。

広報部
ぴちもも
2019年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にサイト運用やコラム記事の執筆を担当。

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