【合格者が徹底分析】生成AIパスポート試験の難易度、合格率、勉強方法

2024.12.26

こんにちは、広報部のぴちももです。

私たちの生活や仕事でAIに触れる機会が多くなった今、AIを活用するスキルが求められる時代が到来しました。しかし、「AIってなんだか難しそう…」と感じている方も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、実際に試験を受けて合格した私が、この試験がどのようなものなのか難易度や勉強方法、受験した感想などを含めてご紹介します。

生成AIパスポート試験とは?

この資格では、生成AIに関する基礎知識と活用スキルを証明することができます。
試験内容には、生成AI技術の基本的な仕組みや活用方法に加え、個人情報保護や著作権など、法律や倫理に関する重要な知識も含まれています。

エンジニアだけでなく、一般の方でも受験できるため、どなたでも挑戦可能です。
試験は年3回、オンラインで実施されており、生成AI技術の進化がますます注目を集めるなか、AI初心者がAIリテラシーを習得し、リスクを予防するのに最適な試験です。

生成AIパスポート試験公式サイト
https://guga.or.jp/generativeaiexam

【試験概要】※2024年12月時点の情報です
名称:生成AIパスポート試験
開催形式:オンラインでの実施 (IBT方式)
※IBT方式:インターネットを経由して実施する試験やeラーニングの総称
試験時間:60分間
問題数:60問
出題範囲:シラバスより出題
受験費用:一般11,000円(税込)、学生5,500円(税込)
試験実施期間:年3回(2月、6月、10月)

特徴とメリット

特徴

生成AIパスポート試験は、生成AIに関する基本的な知識を問う内容が中心です。
AI初心者を対象としているため、専門的な技術用語の知識についても試験内容に含まれており、試験勉強を通じてそれらを学ぶことができる構成となっています。

また、試験内容は「AI&生成AIの基礎知識」「現在の生成AIの動向」「生成AIを取り扱う際の注意点」「生成 AIの実践的な活用方法」の4つの分野に分かれており、生成AIを幅広く学ぶことができます。

この試験は単に知識を問うだけでなく、実践的なスキルを評価します。
例えば、与えられた課題に対して生成AIをどのように活用すべきかを考える問題や、生成AIの正しい使い方を判断するケーススタディも出題されます。
この試験を通して、日常業務やプロジェクトに直結するスキルを身につけられます。

生成AIパスポート試験に合格することで、AIに関する基本的なリテラシーを証明できます。
この資格は、AI関連の職種に限らず、あらゆる分野で活用される技術として注目されている生成AIに関するスキルをアピールすることが出来ます。
特に、企業での生成AI導入が進む中で、資格取得者はリーダーとして活躍する機会が増えるかもしれません。

メリット

また、試験範囲は初心者にもわかりやすいよう構成されているので、学びながら実践的なスキルも身につけることが可能です。生成AIを活用する能力を示すこの試験は、これからの時代に必須の資格と言えるでしょう!

生成AIパスポートの難易度と合格率

生成AIパスポート試験は全60問で構成されており、合格率は公式データによれば76.78%(※2023年10月、2024年2月、2024年6月の試験における合格者の累計データ)で、多くの受験者が適切な準備をすることで合格を手にしています。この数字からも分かるように、試験の難易度はやや挑戦的ながらも、しっかりと対策をすれば十分にクリア可能な水準です。

生成AIパスポートの試験内容と出題形式

生成AIパスポート試験では、生成AIに関する知識とスキルを幅広く問われます。
試験内容は大きく以下5つの分野に分かれています(※試験内容は変更する可能性があります)。

まず、基礎知識に関する問題では、生成AIの仕組みや用語について理解が求められます。
例えば、生成AIがどのようにデータを処理して出力を生成するか、主要なアルゴリズムの特徴などが出題されます。

次に実践力を問う問題では、生成AIの具体的な活用例や、実際の課題に対処する方法を考える問題が含まれます。たとえば、生成AIを活用したマーケティング施策や、業務プロセスの効率化に関するシナリオを基にした設問が出されます。

また、試験ではAI活用における倫理とリスク管理についても扱います。
生成AIが生み出す情報の信頼性やプライバシー保護に関する課題に焦点を当てた問題も出題され、生成AIを責任持って運用するための知識が問われます。

生成AIパスポートの勉強方法・過去問

生成AIパスポート試験の学習方法は、公式テキストでのテキスト学習がメインです。
公式テキストで基礎知識をしっかり押さえ、生成AIの仕組みや主要用語の理解を深めることが重要になります。
試験出題範囲は、シラバスに対応した公式テキストになりますので、これさえ押さえていれば基礎は問題なく解けます!

生成AIパスポート 公式テキスト

法人向け研修Training One

CLINKS株式会社も認定機関として試験対策講座の実施を社内外で行っており、887名の合格者を輩出しています。
効率的に勉強したい方、学習方法をはじめAIについてイチから知りたい方は講座での学習もおすすめです。

CLINKSの生成AIパスポート試験対策講座の詳細はこちら
https://clinks-training.com/class/generative_ai

ただ具体的な出題イメージは、公式で生成AIパスポート 公式テキストの内容をAIに学習させて、◯✕形式のクイズを生成する「生成AIパスポート AIクイズアプリ」が公開されておりますので、試験前にはぜひそちらをぜひチェックしてみてください!

公式サイト 出題イメージページ
https://guga.or.jp/generativeaiexam

実際に受験した感想

私は2024年2月の試験を受験し、無事合格することができました!

試験を通じて、生成AIの理解がさらに深まり、実務にも役立つ気づきを得られたのが一番の収穫でした。難易度の感じ方は個人差があるかもしれないですが、計画的な学習をしていれば難しいことはなく、十分に対応可能な試験だと感じました。

CLINKSの生成AIパスポート全社員獲得プロジェクト

具体的には、公式テキストに基づいた独自の研修プログラムや、オンライン学習ツール、模擬試験を活用して学習を支援。
生成AIの実務活用例や倫理的対応についても体系的に学べる仕組みを整えています。

これは単なる資格取得の推進ではなく、生成AIを活用したより良いサービス提供を実現するための重要な取り組みです。詳細は、以下のインタビュー記事をご覧ください。

【現在654名が合格】生成AIパスポート全社員取得に向けての取り組み
https://www.clinks.jp/corp/column/1845/

まとめ

生成AIパスポート試験は、AI技術の基礎知識とスキルを身につけたい人に最適な資格です。
この試験を通じて、生成AIの理解を深めるだけでなく、キャリアアップや就職活動にも役立つ能力を証明できます。
生成AIが社会に浸透するこれからの時代に、この資格を取得することで、AI活用の第一歩を踏み出しましょう!

広報部
ぴちもも
2019年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にサイト運用やコラム記事の執筆を担当。

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